ねじまき日記

つか、だれか巻いてくれ、おいらのねじ。

あんたは誰でどこからきたの。

そりゃ、自分でまいた種だろ?と言われるくらい、そして、まかぬ種は生えぬというくらい、種をまけば芽がでるのはこの世の必定。

f:id:clock_works:20200629081252j:plain

しかし、この三尺ささげのグリーンカーテンプランターで、あたりまえの顔をして、どーんと育っているこいつは誰だ。おいらがまいたのは嫋やかなささげだから俺の種ではないわけだけど(おい)、立派な立ち姿のこいつがだれかを知りたいがために、抜けずにいる。

鳥が運んできたのかもしれない。おいしくてめずらしい西洋野菜ができたらどうしよう(嬉)


脱線するが、須磨海浜水族園の園長だった方でウミガメ研究の第一人者である亀崎 直樹さんがラジオで話していた、忘れられない話がある。
少ししか子を産まない動物の子育てに、愛はあっても夢はない。自分と同じ顔をした子供を、おいらたちは愛してやまないけれども、自分の遺伝子とは異世界の、例えばこいつはオリンピック陸上男子100mで金メダルとれるかも、とかヴィクトリアズシークレットの表紙を飾るトップモデルになれるかもと、本気で思えるかどうかというと、正直なところそれはない。
そして、数千の卵を産む生き物には、夢はあっても愛がない。命のさだめで数えるほどしか生き残らないとしても、そいつらはそれなりの運と遺伝子をもって、親よりもはるかに大きく強く幸せに生きていくかもしれない。どこか遠い海でもしであっても、あ、おいらの子だ、とはわからないけれど。

そういう点で、種まきは愛も夢もある、かな?(いきなりちっちぇな)


さて、おいらんちのグリーンカーテンは三尺ささげである。
何年か前、つるは3mくらいは軽くいくよ、といいながら出荷仲間さんが種をくれたのだが、そんな支柱建てられる気がしなかったこともあり、その年はグリーンカーテンの深型コンテナのすみっこにまいたら、つるはベランダを通りこして二階の屋根まで届きて、柔らかな葉を豊かに茂らせた。茂らせながら、50センチはある細くて長い長いさやを、そのてっぺんから盛大にぶら下げ、吹く風にざらんざらんと楽し気にゆれた。
涼し気でさわやかだとおもったら、「けごんの滝」という名前だった。なるほど。

漫然と育てていた日本朝顔グリーンカーテンは、よく考えたら毎年暑すぎてグリーンカーテンになる前に枯れていたし、暑さに強い西洋朝顔は、蔦のように丈夫なものの、ごわごわと覆いかぶさる様子が廃墟っぽくて好きになれなかった。ゴーヤは涼し気な葉の形がいい感じだけど、あの実は誰も食べない。山の芋も畑で育てるよりずいぶん簡単にいい感じにできるけれど、プランター栽培となると一番大きなプランターでも土中の水分量が安定せず、肌の汚い芋しか取れなかった。

三尺ささげ以外によかったものは、ドリチョスラブラブルビームーンという、マゼンダピンクの華やかな花がもりもり咲く豆の仲間だ。月夜にお仕置きしにでてきそうな名前だが、なかなか乙女っぽくて花系のグリーンカーテンにおすすめである。
秋にちいさな飴玉くらいのビーチボールのような実が電飾のように連なる、おきなわすずめうりというのも、実系のカーテンではかわいらしくていい。

梅雨の間なら、けごんの滝とドリチョスは間に合うかもしれないから、軽く紹介。



[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

タキイ種苗 草花 種子 ドリチョス・ラブラブ ルビームーン
価格:330円(税込、送料別) (2020/6/30時点)



今週のお題「私の好きなアイス」
アイスの実